
レジンコミックスを運営するレジンエンターテインメント(以下レジン)では、2017年の事業ビジョンを公開して第2の飛躍を宣言しました。 レジンは今年、国内外全てを新たに成長するという目標のもと、コンテンツ事業強化と付加価値創出のために5つの事業課題を推進することになりました。
<レジン5大事業課題>
①グローバル事業の拡大
現在のサービス中にある日本とアメリカ サービスを強化して、同時に中国事業を多様な方式で推進する計画。
②ウェブトゥーンIP分野拡大
レジンはウェブトゥーン分野を拡大するために社内に専門担当組織を新設。この部署を通じてドラマ、映画などウェブトゥーンの2次版権販売を加速化する。
また、今春にはレジンの人気ウェブトゥーンキャラクターを活用したモバイルゲームを発売する予定。
③ウェブトゥーン原作の映画化進行
レジンではウェブトゥーンを原作にした映画製作を本格的に始める。すでに昨年自社ウェブトゥーン版権を活用した共同製作を始めていますが、今年は単独製作も行う予定。
④ウェブトゥーン著作権保護
レジンではウェブトゥーン著作権を保護するために多様な歩みを進める予定。特に海外にサーバーを置いてゲリラ式で運営する一部不法複製サイトを取り締まり自らの点検を強化。 また、公共機関と共にスタートする「著作権保護専門担当団体」活動にも積極的に取り組む方針。
⑤新人作家発掘
レジンで進めている大賞1億ウォン規模の「レジンコミックス世界漫画公募展」と同様のコンテンツおよび作家発掘のための投資を継続的に進める。
滋養のビジョンの発表とともに、レジンエンターテインメントのハン・ヒソン代表は「既存ウェブトゥーン事業の力量強化はもちろん多様な努力を通じて新しい付加価値を創り出す企業として進む」と話しました。
レジンコミックスの創業と急速な成長は、2013年のセンセーショナルな話題を独占しました。それから4年、レジンを目指した競合事業者は増え続けていますが、現在もトップを走り続けているレジン。しかし、韓国は政府の積極的な支援や投資熱もあって、資金力を得た第2グループが急速にレジンに近づいています。
レジンの今回宣言した5つの事業は、特に新しい分野への進出をしようとしているわけではなく、人気作品をIPとして成長させるセオリーともいえます。過当競争が激化し尽くした感のある韓国ウェブトゥーン業界で、正統的に進化しようとするレジンの今回の発表は、市場全体のパラダイムシフトの象徴になる可能性があります。