KAKAOエンターテインメントが、世界最大の武侠ウェブ小説プラットフォーム「Wuxiaworld」を買収しました。 今回の買収は5月にKAKAOエンターの参加に入った北米ウェブ小説プラットフォーム「ラディッシュ」の元で行われます。KAKAOエンターは、Wuxiaworldの買収を通じ、北米ストーリーIPトライアングルを構築し、北米市場の攻略にさらに拍車をかける方針を明らかにしました。

　KAKAOエンターのイ·ジンス代表は「KAKAOエンターはプレミアムIPと高度化したプラットフォーム、そしてストーリーIPに特化したマーケティング等、独自の成功方程式を日本、タイ、台湾での相次ぐ成功を通じて立証しました。これからはこの成功方程式を基に北米とASEAN市場の成長に集中していきます。特にタパス、ラディッシュ、WuxiaworldまでストーリーIP三角編隊陣容を備えた北米が主要拠点になる予定だ」と話しました。

　Wuxiaworldは、2014年に米国外交官出身のJihnphing Layが設立した英文ウェブ小説サービスです。世界最大の武侠ウェブ小説プラットフォームとして定着し、主に男性読者を対象にしています。武侠やファンタジーを楽しむ英文翻訳家、英米圏独自のコミュニティを中心に膨大なウェブ小説データベースを構築し、売上の85%を定期購読で上げるほどヘビーな読者層を備えた点が強みだと、カカオエンターは説明しました。現在、作品全体の約5%がKAKAOエンターIP(知的財産権)であり、Wuxiaworldの売上の4分の1を占めています。 KAKAOエンターIPの<テンパル>、<貪食の再臨>等がすでにWuxiaworldで売上1位を記録しています。

　イ·スンユンKAKAOエンターグローバル戦略担当（GSO）兼ラディッシュ代表は「Wuxiaworldは売上の大部分が定期購読者のプレミアムサービスで、KAKAOエンターが発掘した韓国有数のIPに対する親和性が高く、日本で成功したピッコマと同様にKAKAOのIPが過去最高売上を更新し続けている。KAKAOのIPアドレスを積極的に供給し、これにラディッシュならではの英米ビジネスノウハウを融合させ、北米のウェブ小説市場を新たに再編する」と語りました。

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