
NAVER SERIESでは、2021年の今年一年を輝かせた「NAVER SERIESウェブ小説アワード2021」を選定しました。該当選定作は、ファンタジー、現代ファンタジー、武侠、ロマンス、ロマンスファンタジーの各ジャンルのウェブ小説のうち、決済総額基準の合計Top10、新作Top10を算定した結果です。
まず、全体ファンタジー現代ファンタジー武侠ウェブ小説TOP1は<華山帰還>が獲得しました。<華山帰還>は伝説の武人から子供に生まれ変わった「清明」の孤軍奮闘が描かれた武侠作品です。2019年4月、NAVER SERIESで初公開されて以来、1000話以上の連載がされており、合計DL数は1億9千万ビューに達しています。今年3月には、ウェブ小説『華山帰還』を原作とした同名のウェブトゥーンが公開され、大きな話題を集めました。
ウェブトゥーン連載に伴い原作ウェブ小説の売り上げが大きく増加し、現在総累積売上高150億ウォンを達成しています。
続いて、TOP2とTOP3には「全知的な読者の視点から」、「俺だけレベルMAXなビギナー」がそれぞれランクインしました。 <全知的な読者の視点から>は自分が読んだ小説の内容通りに変わった世界と向き合った主人公キム·ドクジャの生存を描いた作品です。昨年6月に同名のウェブトゥーンが制作され、劇場用長編映画の制作を控えています。「俺だけレベルMAXなビギナー」は、自分がクリアしたゲームの世界へと変化してしまった現実で生き残るための主人公の成長談を描いたファンタジー物で、感覚的で繊細な筆力と新鮮な素材で好評を得ています。
ロマンス/ロマンスファンタジーウェブ小説部門のTOP1には「ハーレムの男たち」が選ばれました。女皇帝「LaTil」は、皇帝を守るために男性側室を使うロマンスファンタジー作品で、権力関係の性別を覆す設定と大胆で進取的な女性キャラクターとして人気を集めています。昨年9月には俳優チュ·ジフンがウェブ小説の名場面を直接再演する「ハーレムの男たち」NAVERSERIESブランドキャンペーン映像11月に同名のウェブトゥーンとしても制作されました。
続いて、TOP2位とTOP3には「赤い瞳の廃皇子」、「私の夫と結婚して」がそれぞれ選ばれました。「赤い瞳の廃皇子」は廃皇子と死を控えた一人の女性の切ない愛が描かれた中世ロマンス作品です。第7回NAVERウェブ小説公募展「ロマンチックファンタジア」の特選作で、完成度の高いストーリーと演出を誇ります。『私の夫と結婚して』は親友と浮気相手に殺された主人公が10年前に回帰して復讐する内容を描いています。この他にも「ナノ魔神」、「必ずハッピーエンド」、「天馬は普通に生きられない」、「大切に育てたあの子は獣!?」等がトップ10に名を連ねたのです。
新作ウェブ小説の活躍も注目に値します。
新作ファンタジー/現代ファンタジー/武侠ウェブ小説分野のTOP1にノミネートされた「星座たちが僕の弟子」は、過去の記憶を抱いて転生した主人公がアカデミー'ヴァルハラ'に入学する際に経験することになる物語を描いた作品です。ファンタジー小説『チュートリアル塔の廃人』で有名なキム氏の新作で、ファンタジー世界観である『星座もの』とギャグが適度に調和しており注目を集めています。
TOP2にはファンタジー作品「ゲームの中でバーバリアンとして生き残る」、TOP3には現代ファンタジー「神話級帰属アイテムを手に入れた」]が選ばれました。
新作ロマンス/ロマンスファンタジーWeb小説部門TOP1には<皇后を盗んだのは誰か>が選ばれました。偏屈な皇后と敵国の大将軍の切ない愛を描いた作品で、6月にNAVER SERIESで公開されて以来、累積ダウンロード数923万ビュー以上を記録し、注目を集めている新作ロマンスファンタジーウェブ小説です。 TOP2とTOP3には「私に似た子」、「不健全な欲望」がそれぞれ名を連ね、新作ロマンスウェブ小説の底力を誇示しました。