
3月11日に公開されるイビョンホン主演の映画「インサイダーズ〜内部者たち」はユンテホさんのウェブトゥーンが原作です。

映画「内部者たち」の韓国版ポスター
最近では「未生」の大ヒットで有名なユンテホさんですが、「内部者たち」ではすさまじい政治とマスコミの癒着関係を扱っています。
ウェブトゥーンの表現手法も独特で、「黒」を多用して作品の重厚な雰囲気を演出しています。
キャラクターも今までのユン・テホ作品と比較すると現実的で誇張されたドぎつい表情を描いています。
2010年に連載が開始され、現在は休載中で、韓国語版の映画のポスターのキャッチコピーでは、「『未生』のユンテホ作家の未完成原作のウェブトゥーン」と未完成であることが売りになっています。
ウェブトゥーンとしてもすごい題材ですが、映画化するのは社会的な反響を考えるとすごいこと。
以前、全斗煥大統領と広州事件を扱ったカンプルさんのウェブトゥーン「26年」が映画化されましたが、韓国の暗黒の史実を想起させる内容としては同じぐらいの衝撃作で、しかも韓国最大のスターであるイビョンホンが主演するので、日本でも話題になると思います。
ちなみに韓国では総観客動数が900万人で今までのR指定作品では歴代1位になってます。
日本でもたくさんの人が映画を観れば、ユンテホさんの原作ウェブトゥーンも日本版ができるかもしれないので、ぜひ映画を見てください!
映画「内部者たち」公式サイト http://inside-men.com/