昨年、レジンコミックスに対するAppleの成人向け作品への規制が強化され、アプリ内容の大幅な変更を余儀なくされた件が記憶に新しいですが、今回はグーグルの政策に抵触するとして韓国のDAUMwebtoonが対応を発表しました。また、日本国内でもComicoPlusもアプリストアからの指摘により4作品の配信を中止しました。まず、韓国DAUMwebtoonは、昨年11月、グーグル側から成人コンテンツが一部“わいせつ物”に該当するという理由で政策に背くという指摘を受け、先月18日、フルバージョンのアンドロイドアプリを通じて成人ウェブトゥーン鑑賞が不可能になりました。その結果、DAUMの提供する一般向けアプリとフルバージョンアプリの差がなくなるため、使用者数が圧倒的に多い一般アプリだけを残し、フルバージョンを停止することにしました。対象となる成人コンテンツはモバイルとPCウェブを通じてサービスは継続されます。今後、最大限早い時期にグーグルの政策の枠内で19才成人認証される成人コンテンツを提供する予定ですが、これもまたグーグルの政策変更と審査結果によりサービスする作品が変わることがあります。一方、ComicoPlusの4作品の掲載中止とWebで公開が発表されました。対象となった4作品は、アプリストアのガイドラインに抵触しているとの指摘が有り、掲載を中止しました。 掲載中止は以下の4作品。月曜作品「未性年」火曜作品「中田くんはなぜかモテる」日曜作品「まがたまのあるじ」完結作品「なりきりの化学」 該当作品の各話を購入された方には、該当作品に使用したコインは元に戻し、「どれでもレンタル券」を利用して該当作品を閲覧された方は、1人10枚配布という措置を行いました。また、この4作品はスマートフォンブラウザ版comico PLUSにて、掲載済み全話を無料で公開。プラットホーム側が成人規制を強化していることと、成人作品の高い収益性を考慮すれば、事業者にとってアプリサービスは死活問題に発展する可能性もあります。一般向けはアプリ、成人向けはブラウザ版でサービス等、今後、業界全体としてどのような方向に向かうのか、注目されます。 Tweet
昨年、レジンコミックスに対するAppleの成人向け作品への規制が強化され、アプリ内容の大幅な変更を余儀なくされた件が記憶に新しいですが、今回はグーグルの政策に抵触するとして韓国のDAUMwebtoonが対応を発表しました。また、日本国内でもComicoPlusもアプリストアからの指摘により4作品の配信を中止しました。まず、韓国DAUMwebtoonは、昨年11月、グーグル側から成人コンテンツが一部“わいせつ物”に該当するという理由で政策に背くという指摘を受け、先月18日、フルバージョンのアンドロイドアプリを通じて成人ウェブトゥーン鑑賞が不可能になりました。その結果、DAUMの提供する一般向けアプリとフルバージョンアプリの差がなくなるため、使用者数が圧倒的に多い一般アプリだけを残し、フルバージョンを停止することにしました。対象となる成人コンテンツはモバイルとPCウェブを通じてサービスは継続されます。今後、最大限早い時期にグーグルの政策の枠内で19才成人認証される成人コンテンツを提供する予定ですが、これもまたグーグルの政策変更と審査結果によりサービスする作品が変わることがあります。一方、ComicoPlusの4作品の掲載中止とWebで公開が発表されました。対象となった4作品は、アプリストアのガイドラインに抵触しているとの指摘が有り、掲載を中止しました。 掲載中止は以下の4作品。月曜作品「未性年」火曜作品「中田くんはなぜかモテる」日曜作品「まがたまのあるじ」完結作品「なりきりの化学」 該当作品の各話を購入された方には、該当作品に使用したコインは元に戻し、「どれでもレンタル券」を利用して該当作品を閲覧された方は、1人10枚配布という措置を行いました。また、この4作品はスマートフォンブラウザ版comico PLUSにて、掲載済み全話を無料で公開。プラットホーム側が成人規制を強化していることと、成人作品の高い収益性を考慮すれば、事業者にとってアプリサービスは死活問題に発展する可能性もあります。一般向けはアプリ、成人向けはブラウザ版でサービス等、今後、業界全体としてどのような方向に向かうのか、注目されます。 Tweet